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日刊建設工業新聞
2015/10/16

【鳥取】共和薬品工業/大成建設設計・施工で12月着工 鳥取市南吉方三洋跡に進出、S3階7522u

 大手ゼネコンの大成建設が設計・施工するジェネリック医薬品(後発医薬品)メーカーの共和薬品工業(本社:大阪市、角田礼昭社長)が鳥取市南吉方3丁目の鳥取三洋電機跡地に計画している鳥取工場新築工事は、12月からの着工に向けて、設計をとりまとめ、建築確認手続きを進める見通し。
 ここ近年、市場が拡大しているジェネリック医薬品は、国の医療費の抑制政策を受け、今後も需要の拡大が見込まれることから、医薬品の安定供給を図るため、同社の拠点工場である三田工場(兵庫県)に加え、近隣の鳥取市に鳥取工場を新築する。大和建設・懸樋工務店JVの施工で建築中の菓子製造工場・源吉兆庵鳥取工場に隣接する2万平方bの敷地に新築する鳥取工場の建物規模は、鉄骨造3階建て(4棟)延べ床面積7522・46平方b(建築面積3763・34平方b)。設計及び工事監理は、本社設計本部が担当し、施工は中国支店が担当する。完成予定は2017年3月31日で、生産設備を17年9月までに整備し、17年9月に一部操業。18年4月から本格的に稼働する予定。鳥取市からの用地取得費、生産設備を含めた総投資額は約80億円を見込んでいる。