建通新聞社(神奈川)
2015/10/15
【神奈川】横浜市 まち・みちづくりの検討進む 西谷駅・戸塚駅・長津田駅をモデル地区に
横浜市道路局は、鉄道駅周辺の魅力あるまちづくりに向け、どのような道路整備が連携可能か検討を進めている。7月に「平成27年度住み続けたいまち・みちづくりに関する検討調査業務」をオオバ(横浜市中区)に960万円で委託。2016年3月までにモデル地区の現況を調査し実態を把握し、検討の資料を整える。
モデル地区は西谷駅と戸塚駅、長津田駅の周辺。西谷駅は東部方面線の整備に伴う利用客の増加が見込まれ、戸塚駅周辺は、大踏切の解消や区画整理、再開発などでまちの機能更新が進む。長津田駅周辺も再開発事業を機に交通結節点にふさわしいにぎわいのあるまちづくりに取り組んでいる。各駅周辺でまちづくりとみちづくりをどう連携できるか、まちごとの魅力向上策や道路の有効利用策を考える。16年度に掛けて検討を継続し、実施可能な事業メニューを洗い出す。
これまでの例は、JR桜木町駅前をイベントを行うことのできる広場として改修した。道路のバリアフリー化や無電柱化、バス交通の利便性向上などもまち・みちづくりメニューに含まれそうだ。
提供:建通新聞社