(株)富山県建設会館(富山市安住町3|14 近藤駿明代表取締役)は14日、「富山県建設会館耐震補強工事」について、指名競争入札を実施し、7950万円で佐藤工業に落札した。
建設会館は、1964(昭和39)年築の本館と74年に建設された北館で構成。今工事では、RC造地上4階地下1階建て延べ1627・705平方メートルの本館について、1階から3階部分を対象に耐震壁を設置し、建物本体の補強を図るほか、既設の非常階段の耐震化に取り組む。北館は現状を維持する。
工期は、2016年3月30日まで。
設計監理は、押田建築設計事務所が担当。
総事業費は、エレベーター交換費や設計監理料などを含め、約1億2000万円。
財源として、東日本建設業保証の「担い手確保育成・防災減災支援事業」(助成率10分の7以内)の助成金のほか、建設業福祉共済団の補助も得る。なお、昨年度に実施した耐震診断にも東日本建設業保証の「創立60周年記念建設業貢献策」の助成金(総事業費の10分の9以内)が充当された。