豊橋技術科学大学(豊橋市)は10月9日、寄宿舎3棟の建設計画で、施工者を含む事業者を選定するための公募型プロポーザルを公告した。2016年2月中旬に優先交渉権者を決定し、3月下旬に事業契約を結ぶ。16年4月以降で工事着手する見通しだ。
参加資格は、▽単独企業か複数企業のグループ▽設計者、建設者、工事監理者、維持管理者を含む▽建築で900点以上―など。
公募スケジュールは、参加表明書と参加資格確認申請書の受け付けが11月5〜6日、技術提案書の受け付けが16年1月14〜15日、2月上旬にプレゼンテーション、2月中旬に優先交渉権者を決定する。
寄宿舎は、3棟とも延べ1080平方b程度で、定員は60人。各棟に駐車場や駐輪場などを設ける。集会所は延べ約150平方bで、収容人数60人程度。
同事業にはBTO方式を採用。事業者は施設の完成後、49年3月31日までとする維持管理と運営業務を行う。今後の計画では、1棟目の寄宿舎と集会所を16年度に、2棟目を17年度に、3棟目を18年度に建設する。
同大学は、民間の資金やノウハウを活用するPFI方式で8月に実施方針を公表したが、取り下げていた。
建設地は、豊橋市天伯町の同大学敷地内の北西部で、敷地面積は約4000平方b。
提供:建通新聞社" target="_blank">