伊勢市は、高向小俣線の「新宮川橋(仮称)」の架設に伴う接続道路整備予備設計をテイコク三重営業所(津市)に委託した。設計工期は2016年3月22日まで。17年度までに詳細設計を終え、用地の取得を進める。工事発注時期は未定。
宮川に架かる既設の宮川橋は、老朽化が進んでいるが、設置位置の関係で、同位置での架け替えが難しい。このため現橋の下流側に架かるJR参宮線のさらに下流側に新橋を架設する。
今回の業務で、宮川西側の小俣工区で延長約550b、同東側の御薗工区で延長約250bの道路予備設計を行う。小俣工区については、路線の一部がJR参宮線に近接しているため、盛り土や高架橋化を施すことで高低差を設け、交通安全確保を図る。
新橋の計画規模は、橋長652b、全体幅員14b。構成は片側1車線両側歩道。11径間。供用開始は23年度を予定している。
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建通新聞社