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　富山県は、県議会議事堂の耐震補強改修工事を、１１月末にも条件付き一般競争入札で公告する。１６年２月議会での工事請負承認を経て、４月の着工を目指す。
　議事堂（富山市新総曲輪地内）は７１年建設され、規模がＲＣ造４階建て延べ約６０１０平方メートル。１６年４月から１・２階部分の議会事務局や大会議室、議員控え室、議場、１７年１月から委員会室、正副議長室の整備を進める。１７年７月の完成を予定している。９月補正予算に債務負担行為１９億９３５０万円を設定した。
　工事期間中は、本会議や委員会を県庁大ホール、県民会館で開き、正副議長室を県庁内に移す。完了部分から順次使用を開始する。
　設計は、富山県建築設計監理協同組合（意匠＝福見建築設計事務所、構造＝三四五建築研究所）が担当。