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　境港市は、条件付き一般競争入札（総合評価方式）の試行に伴う説明会を開き、７日にも市格付け土木Ａ級対象の下水道工事を同方式で公告する。午前10時から境港市保健相談センター講堂で開かれた説明会では、灘英樹建設部管理課長が総合評価採点方式（価格70％、工事成績点数30％）、工事成績点数（事業者成績、技術者成績、会社経営点（Ｐ点）、その他の評価項目）などについて土木、建築、管、電気など市内業者の経営者や担当者約40人に説明した。
　まず事業者成績の評価項目は、�@工事成績の平均点（境港市発注（同一工種）、３年度前の工事、請負金額５００万円以上）�A技術者成績（�@の要件に工期の60％以上従事した工事―点数がない場合は入札参加者の最低点）�B会社経営（年度前３年度分の経営事項審査総合評定値（当該年度の３月末現在有効なもの）の平均点＝入札者の経営事項審査総合評定値の平均点／当該入札の最高の経営事項審査総合評定値の平均点×１００）。その他の評価項目では、指名停止措置（６カ月以下１点、６カ月以上２点の減点）、受注減点（同一工種の受注実績がある場合、当該年度における受注額／前年度における等級別工種別の平均受注額×１）。２０１４年度の土木Ａ級工事の平均受注額は７５２２万１４２８円。受注額は税込み。土木Ａ級13社の会社成績点数、総合評価に使用する経営事項審査評定値（Ｐ点）一覧も併せて公表した。予定価格は事前公表。最低制限価格は事後公表（計算方法は公開）。
　最初の条件付き一般競争入札（総合評価方式）案件のスケジュールは、７日午後に調達公告して、23日に開札し落札予定者を公表、翌日に落札決定する予定。