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建通新聞社
2015/10/08

【大阪】淀川左岸線延伸部 都市計画案などまとまる

一部区間で大深度地下空間を利用する計画の、(仮称)淀川左岸線延伸部の環境影響評価準備書と都市計画案がまとまった。公告・縦覧期間を経て、今後は環境影響評価書の作成、環境大臣・国土交通大臣の意見を踏まえて都市計画審議会に諮り、事業化を目指すことになる。
 淀川左岸線延伸部は、起点が大阪市北区豊崎地先で終点は門真市薭島地先の延長約8・7`。道路規格は第2種第2級で車線数は4車線。
 シールドトンネル部と開削トンネル部、掘割部、橋梁区間で構成。淀川左岸線2期区間終点部から淀川南岸線〜大川東側から大深度地下空間を活用〜国道479号(内環状線)西側で中間部インターチェンジ(IC)を設置〜都島茨田線〜鶴見緑地東側で地上部〜近畿自動車道・第二京阪道路に接続する。
 区間内の設置IC(名称はいずれも仮称)は、西側から豊崎、内環、門真西の3カ所。換気所は、豊崎と鶴見の2カ所を設置する。大深度地下使用予定区間の深さは約70bを想定。
 事業化後の設計・工事から完成までの事業期間については10年程度を想定している。
 主要箇所の断面案は、表の通り。

提供:建通新聞社