日本工業経済新聞社(群馬)
2015/10/07
【群馬】知事と市町村長が懇談会
知事と市町村長の懇談会が6日、前橋市内の群馬県市町村会館で開かれ、大澤正明知事をはじめとする県幹部や35市町村長たちが一堂に会した。
県各部局長が主要施策を説明したほか、次期県総合計画や群馬版総合戦略の策定について意見を交わした。
冒頭、大澤知事は「最重要課題は人口減少問題。若者や女性が群馬で活躍できる環境を整備していかなければならない。人、モノ、情報を群馬に呼び込む政策が必要。県と市町村が一致協力し、総力を挙げて取り組んでいきたい」とあいさつした。
懇談会では、県土整備部が7つの交通軸の整備促進について説明。引き続き、東毛広域幹線道路や西毛広域幹線道路、上信自動車道などの主軸整備に加え、高速道路ICや工業団地、観光地などを結ぶ交差道路も整備し、軸の強化を進めていくとした。企業局は産業団地の整備状況を説明した。
市町村からは、企業誘致に向けた団地造成の環境整備を求める声が多くあがった。