西日本高速道路会社は、発注見通しの定期更新で関西支社管内の工事122件、業務8件の計130件をまとめた。新規案件は工事14件、業務1件の内訳。このうち工期が40カ月を超える大型工事案件は、中国横断自動車道関連工事3件と、新名神高速道路の宇治田原トンネル(上り線)工事1件の4件で、いずれも一般競争入札となる。
宇治田原トンネル(上り線)工事は、最長となる約52カ月の工期を設定。第4四半期に発注し、トンネル延長2`や橋台5基などを築造する。建設地は京都府宇治田原町。
中国横断自動車道関連では、第4四半期に播磨新宮インターチェンジ工事(延長2・5`、切り盛り土量約60万立方b、橋台・橋脚約45基、工期=約40カ月)、2016年度第1四半期に莇原トンネル工事(トンネル延長約0・5`、切り盛り土量約50万立方b、橋台・橋脚約5基、工期=約43カ月)、同第2四半期に時重トンネル他1トンネル工事(延長約0・5`、切り盛り土量約40万立方b、橋台・橋脚約10基、工期=約46カ月)の3件。建設地は全て兵庫県たつの市。
業務委託は全8件を公表。このうち新規案件は、新名神高速道路信楽川橋第二次詳細構造物基礎調査の1件だけ。年内に外注する。
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建通新聞社