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　肥薩おれんじ鉄道は、台風15号による被害で線路や電気通信関係の復旧経費に１億８９００万円を見込んでいることが明らかとなった。車両には不具合はなかった。　
　被害状況をみると、線路関係（倒木、架線の切断外）が１０５カ所、電気通信関係（信号・通信設備不具合外）は20カ所となった。　
　財源は、国の鉄道災害復旧事業補助金25%のほか、関係地方公共団体が国と同額補助を行い、残りを同社が加入する土木構造物保険で対応する。なお、レール更新が２０１６年度にピークとなることも分かった。