日刊建設工業新聞
2015/10/06
【鳥取】じゅうmado米子/15社登録 鳥取県第1号が米子にオープン
非営利団体である全国住宅産業地域活性化協議会が消費者の立場に立った新たな視点での住宅相談窓口として、全国展開している施策「じゅうmado」の鳥取県第1号となる「じゅうmado米子」が4日、米子市両三柳の卸団地内に本社を置く、住宅関連総合商社のミヨシ産業(谷野豊社長)の本社敷地の一角にオープンした。
「じゅうmado」施策は将来の住宅について、現時点では何も計画を持たない地域の消費者に対して安心、安全、快適に暮らすための必要な情報を発信するとともに、さまざまな提案、アドバイスを行うことで、消費者が将来の住宅取得をサポートする狙い。消費者の希望に応じて、厳しい審査をクリアした地域の登録事業者(建築会社)のプレゼンの場などを無償で案内する。
この日オープンした「じゅうmado米子」では、火曜日・水曜日は定休日、それを除く曜日は午前10時〜午後7時までを営業時間として、消費者への対応サポートとしてホームライフクリエーターなど配置し、消費者に対し様々な選択肢を提供し、よりベターな選択に丁寧に導く。対応にあたるスタッフは6人。
「じゅうmado米子」の登録事業者は15社。消費者に対して責任をもって案内できる事業者は、同協議会が一定の条件の下で行った厳しい審査をクリアした「厳選企業」であり、登録事業者数を現状の数以上に増やす考えは今のところない。登録事業者15社は、大松建設、佐島工務店、先本組、木下工務店、小田原工務店、エム・アール・ホーム、ガンバ建築工務店、岩崎組、安達住建、尚建工務店、砂原建築企画、島津組、ふじさき建設、藤原建築工務店、美保テクノス。