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建設経済新聞社
2015/10/06

【京都】御影堂西側の御休息所建替え 地下含む3層、延約1435u

 宗教法人真宗大谷派(東本願寺。京都市下京区烏丸通七条上る常葉町754)は、同地他の御影堂西側の御休息所の建替えを計画している。
 国登録有形文化財の御影堂の西側に接続する御休息所は戦後建てられた建物。老朽化が進み手狭で、また御影堂と床レベルが異なるため階段が多く出仕に支障がある状況。そのためバリアフリー化を図り現地で建替える計画。
 御休息所(87・74u)と御成廊下(189・65u+34・00u)を解体し、新しい御休息所としてRC造一部S造地下1階地上2階建、延1435・54u(建築面積674・86u)の建物を建設する。建物高さは10・5m。
 既存消火ポンプが老朽化し更新時期を迎えていることから、御休息所建替えにあわせ防火機能を改善する。文化財で必要とされる50分放水機能(ドレンチャー・放水銃)を確保するため、消火ポンプ室と消火水槽を御休息所等に設ける計画。
 諸手続きを経て28年4月に着工し、29年6月の完成を見込む。
 設計は日建設計。