イオンモール(千葉市)が小松市沖周辺地区で出店を計画する商業施設「(仮称)イオンモール小松沖」の概要が4日までに明らかになった。建設規模はS造4階建て(塔屋1階)延べ8万3412・19平方メートルで、12月中旬の着工を予定する。設計は鹿島で進められている。17年4月の完成を目指す。
同市沖町区画整理区内の都市計画道路幸八幡線沿い=写真=に整備される同施設は本体棟1棟、別棟22棟で構成。建築面積は3万3285・70平方メートル。用途は映画館や物販店舗、飲食店舗など。敷地面積は12万2623・78平方メートル。開発計画に関する設計は国土開発センターが担当。
同路線沿いには、カーマホームセンターやヤマダ電機、明文堂書店・TSUTAYAなど商業施設が並び、飲食店なども集積している。イオンモールが完成すれば、JR小松駅前の旧大和小松店跡地で計画される複合ビルとともに、南加賀エリアの経済活性化へ大きな起爆剤となることから、早期オープンに期待が寄せられている。