岡山市は、岡山操車場跡地の中央部を岡山西部総合公園(仮称)として整備する。第3四半期にアクションスポーツパーク管理棟(約700平方b)などの解体工事を発注する。また、第4四半期に解体跡地の造成工事(約1・3f)を発注する予定。
15年度当初予算に38億5500万円を計上した。
操車場跡地中央部を総合公園区域として、見晴らしの丘、多目的広場、芝生広場などを配置、大規模災害時に広域避難場所となるよう備蓄倉庫などを設ける。 敷地内に設置する公園管理棟の規模は鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)2階建て延べ約1300平方b。内部に管理所室、会議室(多目的室)、屋内作業スペース、フリースペース、全天候型遊び場など。また、屋外便所(鉄筋コンクリート造平屋25平方b程度)を3棟設置する見込み。
西部に開院した新市民病院をはじめ、健康・医療・福祉系施設導入区域として、産学官連携施設、医療福祉系研究施設などの整備も想定。また、東部には市営住宅・社会福祉施設導入区域として市営住宅団地「北長瀬みずほ住座」を整備する。
公園の実施設計はエイト日本技術開発(岡山市)、管理施設実施設計は黒川建築設計事務所(岡山市)が担当。
(提供:建通新聞社)