全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　愛知県海部農林水産事務所は、経営体育成基盤整備事業で開輪地区の排水路整備工を計画しており、早ければ２０１６年度から工事に着手する。
　同地区は、愛西市の旧八開村のエリアで、昭和40年代に、ほ場整備事業などで整備されてきたが、整備後、40年が経過し、老朽化などによる排水不良が発生している。改修することにより、農村環境を保全する。既設は組立水路と土水路。
　事業規模は、受益面積２４９・７�f、総延長が30・７�`の排水路改修を実施する。事業期間は20年度までを予定している。総事業費は16・６億円で、工事費は14・４億円。
　15年度は、愛西市鵜多須町と上東川町・下東川町の２カ所で測量・設計を実施している。
　鵜多須町は、協和調査設計（名古屋市中川区）が担当し、路線測量５・８�`と受益面積60・１�f分の設計を実施している。１カ所で水路（径６００�_のヒューム管）が県道を横断しているため、調査して改修の必要性を検討する。
　上東川町・下東川町は、路線測量２・６�`と受益面積33・６�f分の設計を実施している。
　ともに、部分的な改修は行われているため、現況を調査して、改修が必要な箇所や規模を決定する。
　また、16年度から工事着手するが、並行して残る測量・設計箇所についても順次委託していく。

提供：建通新聞社