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　関東地方整備局は、新潟・群馬県境で計画する「新三国トンネル工事」について、１０月中にＷＴＯ（世界貿易機関）対象の一般競争入札で公告する方針だ。工事発注規模は３０億円以上５０億円未満を見込んでおり、１６年１月をめどに開札、３月までに契約へと運びたい考え。
　国道１７号三国防災事業の中で計画される工事。新トンネルは延長約１２８４メートル、幅員８・５メートルとし、現道の南西側脇に掘削する。施工場所は群馬県みなかみ町から新潟県湯沢町。工事概要はトンネル掘削・支保工約１２００メートル、インバート工約約１２００メートル、坑内付帯工、坑門工、トンネル仮設備工、埋立地造成工各一式。工期が約５０カ月。
　発注にあたり、技術提案評価型の総合評価方式を採用。従来のＳ型から提案項目を減らした「技術提案簡易評価型」を試行する。
　設計は八千代エンジニヤリング。