日刊建設工業新聞
2015/10/02
【鳥取】北栄町/大栄庁舎に一本化で施設設備 一連の設計費を補正 北条庁舎は健康福祉センターに
北栄町は、業務の効率化、災害時の危機管理体制の強化などのため、現在の北条庁舎(旧北条町役場)と大栄庁舎(旧大栄町役場)に分かれている分庁方式から、大栄庁舎に統合する。9月議会で庁舎整備費(大栄庁舎別館解体・倉庫新築工事設計委託料、駐車場造成設計委託料)として843万3000円を追加。近く設計委託業務を発注する。
統合計画では、既存施設を活用し、必要最小限の改修を行うことにし、総事業費を約1億4000万円に圧縮。大栄庁舎を北栄庁舎として整備。北条庁舎は耐震性が不足しているため、北条健康福祉センターを北条支所として窓口業務を行う。統合庁舎の業務開始は、2017年4月の予定。
整備内容は、▽大栄庁舎2会会議室改修=約300万円▽大栄庁舎別館解体=約4800万円▽2階建て倉庫新設=約6500万円▽駐車場整備=約1800万円▽公用車用倉庫改修=約300万円▽北条健康福祉センター改修=約150万円。
9月補正では、大栄庁舎東側の別館が老朽化しているため、解体・撤去の設計、その後に建設する2階建て倉庫(約500平方b)の設計を行うもの。
また、駐車場不足を解消するため、現在利用していない東側の約3000平方bを駐車場(70台)として整備するため、造成設計を行うもの。工事費は、3月議会で補正する予定。