鹿児島建設新聞
2015/10/02
【鹿児島】九州地整発注見通し(10月時点)、本県関係は工事21件
国土交通省九州地方整備局は1日、2015年度10月時点の工事および業務の発注見通しを発表した。本県関係では鶴田ダム管理所と志布志港湾事務所を除く5事務所で、工事21件、業務6件の計31件の発注を予定。このうち、鶴田ダム再開発で下流右岸法面の排水トンネルのほか、求名地区と鶴田地区の地すべり対策などを推進する。
事務所別の内訳では、鹿児島国道事務所が工事11件、業務1件の12件。施工場所の大多数が出水市の案件となっており、鹿児島3号の櫓木地区1工区改良や唐笠木地区2工区舗装、浦田川橋上部工、掛腰橋上部工、高尾野〜野田地区標識設置を予定。鹿児島市内では東西道路荒田川2工区函渠設置外を第3四半期に行う。
川内川河川事務所は工事5件、業務2件の7件。鶴田ダム再開発関連で、下流右岸法面1号および2号の排水トンネル、求名地区と鶴田地区の地すべり対策を推進。それぞれ第3四半期に一般競争入札を予定している。
大隅河川国道事務所は工事3件のみ。東九州道(志布志〜大崎)平良上第一跨道橋下部工をはじめ、二川地区法面防災、古里地区法面工外を行う。
鹿児島営繕事務所は、鹿屋合同庁舎(27)建築改修その他、宮崎法務分室(27)建築改修その他外1件と工事監理業務の3件。
鹿児島港湾・空港整備事務所は、鹿児島港(新港区)水路測量と指宿港海岸(湯の浜地区)護岸(改良)陸域泉源調査の2件で、簡易公募型入札で第3四半期での発注を見込んでいる。