愛知県西三河建設事務所は、矢作川流域下水道事業として「矢作川右岸幹線中継ポンプ場」の耐震補強を計画、設計に着手した。日建技術コンサルタント名古屋支社(名古屋市中区)に業務を委託、2016年3月18日を設計工期として詳細を詰める。早ければ16年度の実施を目指しており、準備を進める。
計画によると、ポンプ場建屋では壁や梁(はり)に対する補強を予定。合わせて、各設備のずれや落下を防止するための固定、強化を図る。建屋の規模は鉄筋コンクリート造地下2階地上2階建て延べ1955平方b(建築面積840平方b)で、計画流量は毎分225立方b。
同計画は、愛知県が進める「第3次あいち地震対策アクションプラン」に基づくもの。同事務所では他の中継ポンプ場2施設をはじめ、他の施設についても順次耐震化を図る方針だ。
所在地は西尾市西浅井町古切戸1。
提供:建通新聞社" target="_blank">