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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/09/30

【山梨】県産業安全衛生大会開く

 建設業労働災害防止協会県支部や県鉄構溶接協会など県内の労災防止団体による2015年度県産業安全衛生大会が28日、甲府市総合市民会館で開催された。表彰では、山梨労働局長表彰として建災防県支部オレンジ隊が団体賞を、同支部課長の山本憲一氏が安全衛生推進賞を受賞した。
 また、功績賞を中丸正彦氏(元ボイラ・クレーン安全協会甲信事務所長)、望月明彦氏(元日本労働安全衛生コンサルタント会山梨支部長)が受賞した。
 大会では、表彰や講演、事例発表などにより、安全で健康な快適な職場づくりを進めることを再確認した。
 あいさつで県労働基準協会連合会の芦沢敏之会長、山梨労働局の熊坂正徳局長が、法令遵守やリスクアセスメントなどにより安全意識を高め、労災防止に努めてほしいと念願。
 その後、各種表彰を行ったほか、15年度の安全衛生に係る厚生労働大臣表彰を受賞した熊谷・青木あすなろ・富士ピーエス山梨リニア実験線小山高架橋他特定JV、鹿島・飛島・佐藤山梨リニア実験線御坂トンネル(東)特定JVが紹介された。
 また、大会宣言を建災防県支部オレンジ隊が読み上げ、参加者全員で採択した。
 特別講演では、富士山噴火と防災対策について県富士山科学研究所の荒牧重雄名誉顧問が解説。
 さらに、事例発表としてリニア工事事務所における安全活動について熊谷組首都圏支店リニア工事所長の小澤洋氏が、自社の安全への取り組みについてアートコーヒー山梨工場の品質管理チームリーダーの安部嘉之氏が紹介した。