中津日田道路・耶馬溪道路の中津3号トンネル(2工区)の工事安全祈願祭が28日、中津市耶馬溪町大島の現地であった。発注者、地元、施工業者など約60人が出席。神事で工事の安全を祈った。
発注者の村岡馨中津土木事務所長が「この耶馬溪道路区間(延長5`)は、3号トンネルと7つの橋梁がある、もっとも高い技術が求められる難しい工事区間。3社の技術と安全第一で工事に取り組んでほしい」、緒方滋三井住友建設葛繽B支店長が「3社が力を合わせ、関係各位の指導のもとに総力をあげて無事故無災害で完成させたい」と決意を述べた。
中津3号トンネルは2工区に分け、中津市側(耶馬溪町山移)の1工区は、7月13日に安全祈願祭を行い、前田建設工業・西武建設・石栄建設工業JVが施工中。日田市側(耶馬溪町大島)の2工区は、L=1440b、W=7・0(10・5)bで、内空断面A=68・5平方b。NATM工法で施工する。工期は30年5月末で三井住友建設・小田開発工業・野村建設JVが施工する。
中津日田道路は、中津港〜中津インターまでの10`が開通し、郊外からの救急車の搬送時間短縮、周辺一般道の渋滞緩和など開通効果が表れている。
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大分建設新聞社