高知県教育委員会は、春野総合運動公園内に飛込競技専用の屋内練習場を建設するため、年内に地質調査、造成の実施設計、建物の実施設計をそれぞれ外注する予定。建築の工事発注は2016年の秋以降となる。
飛び込み競技の選手は、プールを使わない時期はプール北側の7・6b×16・5bの場所にトランポリンのような器具を置き、動作の確認や新技の精度を上げるための陸上練習を行っている。しかし、屋外にあり悪天候時に練習が制限されるため、同じ場所に屋内練習場を建設する。
建設にあたっては、隣接する場所の植栽をある程度削り造成する。規模や構造は未定だが7b程度の高さを確保する。造成工事は16年度はじめに発注、建築はプールの使用状況により流動的だが、早ければ16年秋に発注する。
県内の飛込競技は、ジュニア世代を中心に非常に好成績を挙げており、今後、オリンピックや世界選手権への代表も期待されている。そのため、より環境を充実させ、競技力の向上を図る。
9月補正予算案では、委託料451万円を計上し、16年度の債務負担行為508万円を設定している。
提供:建通新聞社