全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　ブルボン（本社・柏崎市駅前１丁目３番１号　吉田康代表取締役社長）は、総額５９億円を投じ、新潟市内の生産工場を再構築する、と発表した。建替と増築を合わせた新設部分の延べ床面積は、１万６０００平方メートルに及ぶ建設規模となる。
　計画によると、老朽化が進む新潟工場（西蒲区巻乙４８０番地）の第一工場と第二工場を撤去し跡地に新たな建屋を建設する。規模はＳ造２階建て延べ１万２５２０平方メートル。１７年４月の稼働を予定している。既存建物の解体撤去や生産ラインの移設などを含む投資総額は３８億円。
　また、新潟工場での生産品再配置に伴い、新潟南工場（南区西萱場６１０番地）で工場棟（原料倉庫）と間接棟の増築を行う。規模は工場棟がＳ造２階建て延べ１６６０平方メートル、間接棟がＳ造３階建て延べ２５９２平方メートル。１６年１０月の完成を予定している。投資総額は２１億円を見込む。
　同社では、計画の着手に至った理由として新潟工場が築４０年余り経過していること、菓子販売が好調であることを挙げ、品質保証第一主義に徹した取り組み強化であると説明。新潟工場を引き続き拠点工場と位置付け、活用を図るとしている。