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北陸工業新聞社
2015/09/26

【富山】三四五で設計進む/高岡駅前東複合ビル整備/解体本格化へ

 高岡駅前東開発(東京都港区虎ノ門1丁目23番1号、大野重美代表取締役)が事業施行者となり高岡市下関町で計画する「高岡駅前東地区複合ビル整備事業」は、基本設計・実施設計を三四五建築研究所(富山市新桜町)が担当している。
 このほかの業務委託では、現況測量がエイ・テック、再開発コンサルタント(事業計画作成)が都市設計連合、地盤調査がアーキジオがそれぞれ担当。
 工事では、旧デュオビルなどを解体する「建築物等除去工事および建築物除去に伴うアーケード解体工事」をヒヨシが施工する。今後、工事を本格化させる。工期は12月31日まで。
 計画によると、建設規模は4階建て、延べ床面積約8000平方メートル(建築面積約2000平方メートル)。用地は下関町328番5、328番66、185番11の一部で、高岡駅に隣接する旧デュオビルの敷地と市有地を含む区域。敷地面積は約2690平方メートルとなる。
 高岡駅周辺地区のにぎわいの核となる複合ビルで、(仮称)富山県高岡看護専門学校のほか、商業・業務機能が入居する。概算事業費は38億4600万円(うち工事費29億3700万円)。
 事業主体は高岡市、伏木海陸運送、未来高岡設立準備財団で構成する高岡駅前東地区複合ビル整備事業推進協議会。事業施行者となる高岡駅前東開発は、西松建設が100%出資する特別目的会社。ことし4月に設立し、資本金は100万円。事務局として事業運営全般を担う。
 スケジュールでは、今年度に建物解体工事の後、本体工事に着手する。オープンは17年4月を目指す。

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