大阪府内の各発注者のPPP・PFI事業の動向をまとめた。実施方針を公表済みの案件は、四條畷市の(仮称)四條畷市新小学校等整備事業と、大阪大学の世界適塾ビレッジ施設整備運営事業の2件。ともに2015年度内の契約締結を目指している。
順調なら本年度内に実施方針をまとめるのが、大阪市の海老江下水処理場の3系汚水処理施設整備事業と、東大阪市の上小阪東住宅の移転改築事業、箕面市の市民会館移転建て替え事業の3件となっている。
また、基本構想・基本計画の中でPFI導入可能性調査や、導入の可否を検討している案件は、国土交通省近畿地方整備局の大阪第6地方合同庁舎(仮称)基本計画技術資料作成業務など15件ある(いずれも建通新聞社まとめ)。
四條畷市新小学校等整備事業は、新小学校、四條畷中学校、四條畷西中学校、忍ヶ丘小学校、くすのき小学校が対象。新小学校の整備をはじめ、各校の整備・改修を実施する。新小学校の引き渡しは20年度。
大阪大学の世界適塾ビレッジ施設整備運営事業は、学生、研究者、看護師、教職員らが入居する新たな寮(計700戸)を整備し、敷地の4割のスペースに民間収益施設を誘致する。寮の入居開始は19年度。
その他の案件については表の通り。
提供:
建通新聞社