徳島県は、県議会、県内の経済界や市町村などと連携して「県四国新幹線導入促進期成会」を9月30日に立ち上げる方針。飯泉嘉門知事が17日開会の県議会定例会の所信表明で明らかにした。
知事は、3つ目の公約(7つの基本目標)−未来を守る!「安全安心・強靱とくしま」の実現−の説明の中で四国新幹線ついてに触れ、四国新幹線を10年後20年後の次世代を担う若者が、四国、そして日本を創り上げるための「処方箋」とし、期成会を実現に向けた推進エンジンにし、さらなる機運の醸成を図りたいとした。
四国新幹線については、これまで四国4県の県・議会関係者などが連携するなどし、四国と本州、九州を広域的に結ぶ「四国新幹線」「四国横断新幹線」の導入が不可欠とし、この実現に向け新幹線の整備計画の格上げに向けた調査・研究を進めるよう国に要望活動を展開している。
提供:建通新聞社