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　山梨市の望月清賢市長は、都市計画の見直しにあたり、商業施設や企業誘致により経済を活性化して雇用拡大に努める考えを示した。市議会９月定例会のなかで雨宮巧議員の代表質問に答えた。
　同議員は、人口ビジョン・総合戦略策定、都市計画、林道乾徳山線などに関する質問を取り上げ、このうち「都市計画の見直しにあたって、どのようなまちにするか考えているか」に対し、望月市長は「インフラ整備を進め、車や人の流れを取戻し、複合商業施設誘致や企業立地により経済の活性化と雇用拡大に努める」と述べるとともに、「充実した医療機関と果樹生産地という他市にない強みを生かしていく」とも語った。企業立地が可能とする場所として旧市役所跡地、西関東連絡道路と八幡バイパスの交差西側の畑などを挙げた。
　林道乾徳山線に関しては、旧森林軌道を遊歩道として利用し、道の駅に戻る周回コースを整備する提案に対しては「歩道設置と迂回路新設を県に要望したが、車両通行と歩行者の安全確保を両立する方策が見つからず、一般開放に至っていない現状。さらに強く要望していく」と望月市長は返答した。