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　三条市は、「旭・裏館統合保育所建設工事」における基本・実施設計について、建設地が東裏館３丁目地内に決定したことから、早ければ１０月中にもプロポーザル方式で公告し、年内の事業者選定を目指している。
　このほど、建設地の地権者の合意が得られたことから市議会総務文教常任委員協議会で詳細な場所や事業スケジュールを明らかにした。それによると、裏館小学校に隣接する北側の農地（敷地面積４０１８・７２平方メートル）のうち、３９４２・００平方メートルを取得する。９月中に農地転用許可申請を行い、１１月に用地取得（土地売買契約、所有権移転登記）の運びとなる見通しだ。
　同工事は、旭町地内の旭保育所（定員８０人）と、西裏館地内の裏館保育所（同８０人）について、効果的・効率的な運営と多様化するニーズに対応するため、２階建て延べ１４００−１５００平方メートルで両施設の統合整備を図るもの。
　今後、１２月から基本設計に着手し、１６年４月に実施設計に移行。６月から造成工事、１７年３月から建築本体工事に入り、１８年２月の竣工、４月の開所を目指す。
　なお、当初予算には今工事の実施設計委託料として４２８０万円を盛り込んでいる。