豊田市は、「竜宮水源送水場」など2カ所の送配水場施設で耐震補強を計画しており、設計に着手した。NJS名古屋総合事務所(名古屋市中区)に業務を委託、詳細を詰める。工事着手は2017年度の見通し。
計画によると、竜宮水源送水場(竜宮町1)と猿投配水場(浄水町原山1ノ81)を対象に、浄水棟や場内配管の耐震化補強を行う。いずれも、設計の中で建物の補強箇所や補強方法などについて調査、検討する。また、場内配管は管の継ぎ目を耐震化するため、工法などを検討する。
竜宮水源送水場では、浄水池や送水ポンプ施設を備えた浄水棟の耐震補強を計画。規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1000平方b。場内配管(ダクタイル鋳鉄管最大口径400_)に対して耐震化を図る。
一方、猿投配水場は場内配管(ダクタイル鋳鉄管最大口径800_)の耐震化を計画している。
竜宮水源送水場は17〜18年度の2カ年で、猿投配水場は17年度の単年度での工事を見込む。
提供:建通新聞社" target="_blank">