尾鷲市と紀北町を構成市町とする三重紀北消防組合(尾鷲市中川28ノ43)は、海山消防署庁舎建築設計の入札事務を紀北町に委任し、設計者を青島設計(名古屋市中区)に決めた。落札価格は最低制限価格の978万円(予定価格は1465万9000円)だった。設計納期は2016年3月10日。工事についても設計同様、紀北町に委任し16年度に発注する。
今回の消防署庁舎は、現在の海山消防署(紀北町海山区相賀495ノ8)を海山区船津地内に移転し建設するもので、新庁舎の規模は2階建て延べ約600平方bで考えている。構造は設計の中で検討する。
建設地は紀勢自動車道海山インターチェンジの近くで、今後、用地取得の契約を結ぶ。
新庁舎は16年度内に完成させ、17年4月から利用する。新庁舎完成後の現庁舎の利用については組合と紀北町が協議し決めるが、現段階では未定としている。
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建通新聞社