京都市は、普通河川整備プログラムの対象の8河川のうち、竹田川(山科区)と奥殿川(右京区)の2河川について整備方針を「着実な河川改修を実施する河川」と定め、現在は詳細設計を実施中。西ノ川(右京区)、泉川(左京区)、千代原川(西京区)の3河川は整備方針を「河川改修だけではなく貯留施設やバイパス水路の設置を組み合わせた対策を検討する河川」と定め、現在は整備方法等を検討している。
過去30年間に浸水被害が発生した河川のうち、本格的な対策に着手できていない普通河川8河川について、市は25年10月に普通河川整備プログラムを策定。対象8河川のうち、宇多川支川(北区)は右岸で護岸の嵩上げ、荒木川(西京区)は両岸で護岸の嵩上げ、谷田川(西京区)は河床の切下げを実施し、3河川で対策を完了させた。