トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北海道建設新聞社
2015/09/18

【北海道】道財務局が札幌・北21西13宿舎跡など177カ所売却へ 

 北海道財務局は国有地売却で、2016年1月上旬に実施する第43回期間入札の予定物件を公表した。札幌市北区北21条西13丁目の国家公務員宿舎南新川住宅跡約1万9000m²や釧路市大楽毛南4丁目の宅地約2万m²など、建物付きを含めて合計177カ所を売却する。
 11月6日に公示し、同日から入札案内書を配布する。同18日から12月4日まで入札を受け付け、16年1月7日に開札する。
 建物付きは39カ所あり、札幌市内は12カ所。北区北21条西13丁目1は、建物9棟、延べ9624m²が残る。敷地面積は1万9412m²。新川通沿いにあり、北大や札幌工高などの学校施設が立ち並ぶ場所。用途地域は建ぺい率60%、容積率200%の第1種住居地域となっている。
 札幌国税局独身寮跡の東区北28条東2丁目780の1ほかは6387m²の広さで、延べ5965m²の建物が残る。スーパーや病院などが近く、利便性が良い場所。用途地域は建ぺい率60%、容積率200%の第2種中高層住居専用地域。
 このほか、白石区菊水8条3丁目82ほかの北海道開発局独身寮跡2744m²や豊平区月寒西4条10丁目4の43ほかの2695m²などがある。
 地方都市では、陸上自衛隊旭川駐屯地近隣の旭川市春光4条4丁目244ほか(土地面積1609m²)や、延べ2828m²の共同住宅が残る釧路市駒場町13の2(同3587m²)、帯広市大空町12丁目3の8ほか(同4907m²)などを売却する。
 土地は138カ所。釧路市大楽毛南4丁目5の3ほかは敷地面積2万m²で、釧路職業能力開発促進センター(現釧路訓練センター)の土木重機訓練場だった場所。JR根室本線大楽毛駅に近い。用途地域は第2種中高層住居専用地域で、建ぺい率60%、容積率200%。
 苫小牧市沼ノ端2の5ほかは8万3380m²の広さで、もともと個人が所有していたが、相続の関係で財務局に物納した土地。用途地域は準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)と工業専用地域(同)となっている。
 札幌市内では、公務員宿舎跡地の中央区南16条西16丁目17の2(土地面積1225m²)や、同北7条西25丁目13の1ほか(同1000m²)、北区篠路町福移156の68(土地面積8329m²)など5カ所を盛り込んでいる。