日本工業経済新聞社(群馬)
2015/09/17
【群馬】高崎工業高で重機デモ 建協高崎支部
群馬県建設業協会高崎支部(関口功支部長)は11日、高崎工業高校で重機のデモンストレーションを行った。建設業の担い手確保に向けた産学官連携の取り組みの一環で、同校土木科の1年生約40人が実際に重機を操作し、木材を動かすなどの作業に挑戦した。
同支部がバックホーを2台用意し、同校グラウンドで実習した。岩井土建や四十山土建、群馬土建工業、宮崎工業の担当者4人が操作方法を説明し、砂や木材を横に移動させる作業を行った。
重機に乗り込んだ生徒は初めての経験に緊張した表情をしながらも、作業がうまくいくと笑顔を見せた。同校の富澤竜輝くんは「予想以上にうまく操作でき、楽しかった。重機を動かしたのは初めてだが、また機会があればやってみたい」と話していた。
同校土木科の茂木巧先生は「土木というものを感じ取ってもらうには、実際に触ってみることが大切。こうした経験が将来につながればいいと思う」と述べ、今後もこうした取り組みが続くことを望んだ。