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建通新聞社(中部)
2015/09/29

【三重】久居ホール建設に向け旧久居庁舎解体へ 津市

 津市は、「旧久居庁舎南庁舎」と「旧裁判所官舎」の解体工事に向けた設計業務をアルテック設計(津市)に委託した。委託期間は2016年2月12日まで。解体後には17年度以降に「津市久居ホール」(仮称)などの建設がそれぞれ計画されている。
 久居庁舎は、近鉄久居駅に隣接した「ポルタひさい」の完成に伴い、庁舎機能を全て「ポルタひさい」に移転したため、現在使用していない旧庁舎を解体撤去する。
 今回の設計では、旧久居庁舎の南庁舎(S造4階建て延べ1390平方b)の解体工事に向けた設計をまとめる。北庁舎(鉄骨造〈S造〉3階建て延べ345平方b)と本庁舎(鉄筋コンクリート造〈RC造〉地下1階地上4階建て延べ3940平方b)の解体工事に向けた設計はすでに完了しており、工事の発注は16年度となる見通しだ。
 解体後の跡地については、「津市久居ホール」(仮称)の建設予定地とされており、早ければ15年度中にも建設工事に向けた基本設計を委託する計画だ。計画では延べ床面積5000平方b程度の施設規模が見込まれている。
 所在地は久居東鷹跡町地内。
 旧裁判所官舎(RC造4階建て延べ657平方b)も解体工事に向けた設計をまとめ、16年度の工事着工を見込んでいる。解体後の跡地については、旧安濃総合支所内にある津北工事事務所を移転する計画で、17年度の建設工事着手が見込まれている。
 所在地は西丸之内地内。

提供:建通新聞社