日刊建設工業新聞
2015/09/17
【鳥取】迅速な対応などテーマ/東部建協と鳥取県土が意見交換
県鳥取県土整備事務所と県東部建設業協会の意見交換会が15日、県東部庁舎で開催された。県からは山本晃所長と各課の課長ら10人が、東部建協からは藤原正会長と役員ら8人が出席し、円滑に事業を進めるために意見交換した。
協会は@ワンデーレスポンスについてA設計書についてB工事質問書についてC冬季検査時の現地確認についてDブロック製作についてE共有システムについて−の6項目をテーマとして挙げ、県に改善を求めた。
ワンデーレスポンスについて、工期の短い工事などでは協議書のやり取りに時間がかかるため最終的に承諾になることや工事打ち合わせの回答が遅く現場が進まないことがあると指摘。県は、協議書に回答希望期限日を記入することができるので活用してほしいと答えた。設計書については金入り設計書をホームページで公開してほしいという要望があったが、県はデータが大きくシステムの能力上難しい、簡単なコピー方法を考えたいと回答した。
このほか積雪のため現地確認ができない現場はプラスの評価がないが、写真等でプラス評価ができるよう検討してほしいという要望も出た。一方、県は、工事金の支払いを円滑に進めるため各社が金融機関と口座番号を県に登録しておいていただきたいと呼び掛けた。