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　豊田市は、「豊田地域医療センター再整備計画」で、12月をめどに実施設計に着手する予定で準備を進める。新病棟建設には２０１８年度の着工を目指す方針で、16年度は旧感染症病棟と体育館の解体に着手する。
　再整備では、既存の旧感染症病棟（鉄筋コンクリート造地下１階地上２階建て延べ６５１平方�b）と体育館（鉄筋コンクリート造平屋一部２階建て延べ６８６平方�b）を解体撤去する。跡地に新病棟（面積１万４５００平方�b）を建設し、完成後に北・中棟（鉄筋コンクリート造３階建て延べ８７３６平方�b）とＭＲＩ棟（鉄筋コンクリート造平屋１１９平方�b）を解体する。
　一方、既存施設の改修では南棟（鉄筋コンクリート造４階建て延べ６７５０平方�b）に管理部門と検診部門を配置する計画で、約４５００平方�bを改修する。また、西棟（鉄筋コンクリート造２階建て延べ２２６１平方�b）は、診療以外の機能を配置する予定で現在、内容を詰めている。
　現在、日建設計名古屋オフィス（名古屋市中区）で基本設計を進めている。計画によると、再整備後の病院規模は総延べ面積約１万９０００平方�bで、病床数１９０床（一般１００床、療養50床、回復リハビリテーション40床）を設ける。診療科目としては内科や外科、放射線科、泌尿器科、小児科など13科を計画している。
　所在地は西山町３ノ30ノ１。

提供：建通新聞社" target="_blank">