トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2015/09/15

【富山】大学生が業界の魅力学ぶ/インターンシップ始まる/県建設業協会

 富山県建設業協会が主催の大学生を対象としたインターンシップ事業(第2期)が、14日にスタートした。
 若手人材確保対策の一環で、今年度が2カ年目。今回は大学生5名(男性4名、女性1名)が参加し、県内建設企業9社が受け入れる。期間は18日までの5日間。
 初日の14日は、富山市の富山県建設会館で、同協会理事・青年委員会委員長の角地久和氏による講演「建設業の魅力」を実施。角地氏は、「建設業が社会・経済へ果たす役割は非常に大きい。災害から国民の生命と財産を守る社会資本も造っている」と説明。
 また、「国土強靭化基本法を実施するには、建設業の活躍が不可欠。時代は新しく造る時代から維持・更新する時代へ変化している」と話した。最後に、「地域の安心安全は地域の建設業が守る。手がけた仕事は後世に残り、地域に豊かにする。建設業は地域の未来のために欠かすことができない産業」と強調した。引き続き、参加者と受入企業による打ち合わせが行われた。
 あす15日から、各企業でのインターンシップを実施。土木2名と建築3名に分かれ、建設業の仕事と各企業の特色に触れるとともに、若手の社員との交流や現場での実習を通して、地域建設業の働き方を体験する。
hokuriku