大阪府住宅まちづくり部は、民間資金活用型ESCO事業で、最優秀提案者を北野高校など8高校はダイキンエアテクノグループ、中河内救命救急センターはアズビルグループに決めた。今後、詳細協議を経て正式契約する見通し。
ダイキンエアテクノグループの提案は、空調機器更新(北野、高津、夕陽丘、春日丘、三国丘、桃谷)、空調省エネチューニング(北野、大手前、高津、三国丘)、プール循環ポンプインバータ化(大手前、高津、夕陽丘、春日丘、三国丘、岸和田)、節水器具取り付け(北野、大手前、高津、夕陽丘、春日丘、三国丘、岸和田)。
LED照明導入は約1万9000本。省エネルギー率は20・2%で、CO2削減率は20%。ESCO契約期間は7年。ESCOサービス料は年額2570万4000円で、府の経費削減効果は、年間200万円、15年間の全体経費削減総額は2億3563万2000円を見込む。
アズビルグループの提案は、コージェネレーション導入、既設空冷ヒートポンプチラー(2台)の更新、EMS制御導入、節水器具取付。LED照明導入は約650本。省エネルギー率は19・3%で、CO2削減率は21・8%。ESCO契約期間は9年。ESCOサービス料は年額1174万5000円で、府の経費削減効果は、年間394万2000円、15年間の全体経費削減総額は1億2960万円を見込む。
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建通新聞社