建通新聞社(東京)
2015/09/15
【東京】渋谷駅桜丘口再開発で本組合設立
東京都都市整備局は15日、渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合の設立を認可する。渋谷駅の西側に位置する約2・6fを施行区域に、第1種市街地再開発事業として商業・業務・居住機能や国際医療施設、外国人向けのサービスアパートメントなどを配置した4棟・延床面積約25万平方b規模の施設を新築する計画。同組合は今後、施設の設計や権利変換計画の作成を進め、2017年3月に同計画の認可を得て、同年12月に施設整備に着手する考えだ。
事業区域は渋谷区桜丘町や道玄坂1丁目、渋谷3丁目の約2・6f。ここをA・B・Cの3街区に区分し、A街区に地下4階地上37階建て延べ約18万3830平方bのオフィス・商業施設(A―1、A―2の2棟)、B街区に地下2階地上32階建て延べ約6万82220平方bの住宅(約170戸)・サービスアパートメント・オフィス、C街区に4階建て延べ約820平方bの教会を建設。歩行者デッキをはじめとした立体的な歩行者ネットワークを整備するとともに、公共施設として都市計画道路放射第22号線や補助線街路第18号線、区画道路などを配置する。
再開発施設の完成予定は20年12月。総事業費は約1630億円。事業協力者として東急不動産(渋谷区)が参画している。