一般財団法人富山産業展示館は、富山産業展示館(テクノホール)新展示場の実施設計を、押田建築設計事務所に委託し進めている。16年春の着工を目指す。
規模はS造平屋建て約6000平方メートル。富山市友杉地内の現施設敷地(約2万4700平方メートル)と県消防学校跡地(約1万6300平方メートル)に建設する。展示会・会議の複合催事に対応できる展示ホール約3640平方メートル、現施設と結ぶホワイエ約1090平方メートル、商談室(5室)など諸室約1270平方メートルを設ける。展示ホールには移動式間仕切りを2カ所導入し、天井に膜を設置する。駐車場は450台から700台に増やす。
11月に実施設計、16年1月までに敷地造成工事を完了させる。16年春に本体着工し、17年度後半の完成を予定している。概算事業費は約41億円で、富山県が3分の2、富山市・経済界が3分の1を負担する。