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　勝山市はかねて「道の駅」建設計画を進め、今９月議会において、もっか焦点の建設地について現在までに挙がる候補地４カ所を示し、各優位性の比較検討の状況を明らかにする構えだ。
　先の６月議会段階では、庁内に整備推進にかかる業務を迅速かつ効率的に進める「道の駅建設推進チーム」を設置し、またそれ以前に示された１３年１２月「恐竜の駅調査研究会」報告における候補地４カ所ごとの規模や交通量、事業費など、絞り込みに向けた判断材料に資する客観的な要件を比較検討し進める状況と説明していた。
　開業時期について山岸正裕市長は「少なくとも今から３年から４年後には開業したい」などと強い意向を示して、１６年度の永平寺大野道路全線開通に歩調を合わせる格好で整備計画を具体化したい考え。恐竜王国を標ぼうする同市にあって、道の駅も恐竜をモチーフに前面に押し出すならば、恐竜博物館との相乗効果を発揮し、同館の年間入込客数の１００万人突破も視野に入れることができると見込んでいる。