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２０１４年度における県環境森林部の治山、林道事業の入札実績が県森林保全課への取材で分かった。治山事業は５２１件で計47億９３５７万４６００円（税込）の契約があり、落札率（請負比率）の平均は94・７７％だった。林道事業は50件で契約は計７億８６５５万３２００円（税込）、落札率平均は96・７９％。治山と林道を合わせたトータルの落札率平均は94・９５％だった。
治山事業５２１件のうち、工事が２２２件、間伐や下刈りなどの森林整備が88件、委託が２１１件だった。落札率平均は工事が97・３０％、森林整備が96・６７％、委託が91・３２％だった。
工事２２２件の内訳は、一般競争10件、指名競争２００件、随意契約12件。落札率平均は一般競争が98・１５％、指名競争が97・１７％、随意契約が98・６６％だった。
森林整備88件のうち指名競争が86件で、残る２件が随意契約だった。落札率平均は指名競争が96・７０％、随意契約が95・２８％。委託は２１１件のうち、指名競争が１９１件、随意契約が20件。落札率平均は指名競争が91・０３％、随意契約が94・１２％となった。
林道事業については、50件のうち工事が41件、委託が９件。落札率平均は工事が97・３１％、委託が94・４０％となっている。
工事41件のうち、一般競争が３件、指名競争が34件、随意契約が４件。落札率平均は一般競争が97・５４％、指名競争が97・１９％、随意契約が98・２１％。委託は指名競争が６件、随意契約が３件で、落札率平均は指名競争が93・２８％、随意契約が96・６３％だった。
治山・林道を合算した落札率平均は10〜14年度の５年間、いずれも94％台で推移している。工事に限ると、10〜13年度は96％台で推移してきたが、14年度は97・３０％で微増した。14年度の委託は91・４５％。11年度は92％台だったが、10、12、13年度は91％台となっている。