愛媛県は、2017年開催のえひめ国体で水泳競技の会場となる特設プールの設計を大建設計大阪事務所(大阪市西区)に委託した。期間は12月20日まで。
プール槽の規模はステンレス製、50b×25b(10コース)、水深2b。付属施設として鉄骨造のプールサイドと観客席、機械操作室を整備。観客席は長椅子で一般席が1408席、選手・監督用席が680席程度。機械操作室が鉄骨造2階建て延べ130平方b。
特設プールは、松山中央公園アクアパレットまつやま北側の駐車場約6000平方b(松山市有地)に国体競技施設として期間中のみ整備される。
特設プールの建設時期は、水泳などの競技が17年9月10〜17日の予定で、他競技に先行して開催されるが、リハーサル大会での使用が計画されているため、17年6月中旬までの完成が見込まれている。
また水泳競技終了後、速やかに解体に着手し他競技開催施設の駐車場として利用できるようにする。
プール施設は国体終了後、内子町の内子運動公園水泳プールに移設・活用される。ろ過装置は特設プールに3基設置され、国体終了後は2基を内子運動公園水泳プール、1基を内子町営五十崎プールに移設する。
提供:建通新聞社