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建通新聞社(岡山)
2015/09/11

【岡山】岡山市 北長瀬みずほ住座建替 BT方式前提に実施方針策定

 岡山市は、老朽化が著しい北長瀬みずほ住座の建て替えを検討している。民間のアイデアやノウハウを生かす民設民営の事業化を図る。BT方式(建設・移管)の採用を前提に実施方針の策定を進める。16年夏ごろにも入札公告し、事業者を募集する。
 建設場所は岡山操車場跡地の生活支援ゾーン(北区野田4ノ611ノ12ほか、岡山西部総合公園の東側)。整備戸数は、現管理戸数と同じ214戸を計画。
 現入居者の多くが高齢者であることなどを踏まえ、世代間ミックスの推進や地域コミュニティの再生に向けて、高齢者支援施設や子育て支援施設などの併設も検討する。そのため、事業者は、サービス付高齢者向け住宅などの整備、空き家を活用した子育て世帯向け住宅やコミュニティ施設などの確保、介護・医療・子育てなどのサービス拠点施設の設置の方針の実現を図る観点も加味して選考する。
 同住座は、建築後約60年が経過した老朽化施設。簡易耐火構造の2〜4階の214戸。
 建て替えの手法調査として民間活力導入可能性調査は地域経済研究所(大阪府)が担当。

(提供:建通新聞社)