建通新聞社(中部)
2015/09/10
【愛知】常滑市 ボートレースとこなめ改修基本計画をプロポ
常滑市は、ボートレースとこなめの一部閉鎖した西側の旧スタンドなどを改修するため、基本計画策定の委託先を公募型プロポーザル方式で選定する。1次審査図書の提出期間は10月1日〜5日まで。
参加資格は、2005年4月1日以降に国内の収容人員1000人以上、延べ床面積3000平方b以上のボートレース場や競馬場など公営競技場の新築か改修の実施設計の元請け実績、管理技術者は同種の業務を完了した実績者など。
1次審査は書類審査のみで10月上旬に行う。11月上旬にプレゼンテーションによる2次審査を行い、受託候補者を決定する予定。委託金額の上限額は1494万2000円(税抜)。委託期間は2016年3月31日まで。委託内容は、旧スタンドなどの改修と防風施設整備の基本計画策定。
旧スタンド周辺に投票所や観覧席、入場門、バスターミナル、ロイヤル席駐車場、北風対策、緑地などを配置したい考えだ。また、計画の中で防風ネットの高さなども検討する。防風ネットについては14年に風洞の調査を行い、現在よりも高く、網目の細かい防風ネットを設置することで、競争水面に吹く強風を広範囲で弱く抑えられることが予測されている。
今回の基本計画を基に、16年度から基本設計に着手する意向だ。
ボートレースとこなめ競走場施設は、敷地面積11万2572平方b(西駐車場・タクシー乗り場含む)、建物延べ面積5万2398平方b(ウィンボとこなめ含む)。駐車場面積10万2638平方b。所在地は新開町で市庁舎の南側。
提供:建通新聞社