豊田市は、名鉄豊田市駅の「駅東ペデストリアンデッキ」延伸整備について、9月補正予算案に設計費4000万円を盛り込んだ。予算成立後、10月中にも詳細設計を委託する。
計画によると、既設の駅東ペデストリアンデッキを延伸し、豊田市駅前通り北地区市街地再開発事業で建設中の再開発ビルに接続する。延長は約70bの見込み。
このほか、エレベーター1基と階段1基を設置する。エスカレーターの有無や、デザインなどについては最終の詰めを行っている。再開発ビルの完成に合わせ、2017年度内の供用開始を目指す。
現在、予備設計を大日本コンサルタント中部支社(名古屋市西区)で進めている。完了次第、詳細設計に着手、15年度中にまとめる方針。
市では今後、16年度に工場製作を発注し、17年度に設置工事を行う予定。製作と設置工事の発注方法については、今後検討する。
既設の駅東ペデストリアンデッキは、鉄骨造で高さは3階建て相当。延長175b、幅員6〜16b、面積1665平方b。付属施設として身障者対応エレベーター4カ所、全天候型エスカレーター6カ所、シェルター1010平方b、階段6カ所を備える。
提供:建通新聞社" target="_blank">