日本工業経済新聞社(山梨)
2015/09/09
【山梨】国土交通省甲府河川と富士吉田市 富士吉田南SIC実現を
国土交通省甲府河川国道事務所と富士吉田市は、「富士吉田南スマートインターチェンジ」の設置に向け準備や検討を行う第1回準備会を8日に開催。富士吉田南スマートインターチェンジは、富士吉田ICから山中湖IC間(約8q)を想定。今後防災や観光振興、企業誘致の効果を高める観点で、計画案をまとめる方針。同案作成後、実施計画書を策定し、国による早期事業化と整備計画の決定をしていく
準備会は、田中克直所長と堀内茂市長を始め、NEXCO、山梨県警察本部関係者らが出席。
会の冒頭で堀内市長はあいさつし、「スマートインターチェンジの設置は必要不可欠。計画実現に向け、強力なお力添えをお願いしたい」と述べた。
続けて田中所長は「実現に向けて様々なテクニカルな課題をクリアし、整備による効果を打ち出すことが必要になる」と話した。
設置に向けて富士吉田市では、東富士五湖道路の富士吉田ICから山中湖IC間においても富士吉田南スマートインターチェンジを検討。
国土交通省でも、6月30日に国として必要性が確認できる箇所について「準備段階調査(直轄調査)」を実施している。