岐阜市は、「岐阜駅東地区歩行者用デッキ」の整備事業の初弾工事として駅2階部分の「床板取付工」を9月中に一般競争入札で公告する。続き「デッキ下部工」「エレベーター設置工」「デッキ上部工」の一部をいずれも年内に一般競争入札で公告する。
「岐阜駅東地区歩行者用デッキ」は、2015〜17年度までの3カ年で整備する。計画ではJR岐阜駅東自由通路の2階部分と岐阜駅東地区で15年度着工予定の25階建て高層複合ビル(岐阜駅東地区市街地再開発組合が施行)を接続する。
全体概要はシェルター付き通路延長約120b、幅員4b(通路を支える柱は8本)。エレベーター2基。階段1カ所。JR岐阜駅側から工事を進め3カ年で整備する。総事業費は約8億円。
15年度に発注する工事は、床板取付工が駅2階の吹き抜け部分26平方bを対象に行う。
デッキ下部工が杭打ち基礎工事で場所打杭800〜2500_を12本、付帯工一式。3カ年分で整備する全ての区間が対象となる。
エレベーター設置工はJR岐阜駅側に1基設置する。
デッキ上部工は連続鋼板鈑桁橋延長65b、幅員4b。上部の通路を支える柱は5本。
また予算に応じてシェルター工も15年度内に発注する。概要はアルミハニカムシェルター延長約56b、幅員3b、面積約170平方b。
床板取付工の設計はJR東海コンサルタンツ(名古屋市中村区)が、その他の設計は建設技術研究所中部支社(名古屋市中区)が担当した。
場所は橋本町1丁目ほか。
提供:
建通新聞社