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建通新聞社（中部）
2015/09/08
【愛知】水資源機構豊川用水 西部幹線に併設水路新設で10月にも基本設計
水資源機構豊川用水総合事業部は、豊川用水二期事業の大規模地震対策として、西部幹線水路に総延長約11・１㌔の併設水路を新設する。順調なら10月に基本設計を委託する。事業認可を条件に第４四半期にも実施設計を委託し、２０１６年度に着工したい考えだ。
対象区間は、駒場池（豊川市平尾町）から下流側のうち、併設水路が未整備の総延長約11・１㌔。このうちトンネルが約７・８㌔、サイホンが約３・２㌔となる。
基本設計では、詳細な敷設ルートや管種、工法などを検討し、施工計画を立案するほか、概算工事費を算出する。基本設計図面は、水路が完成した後の維持管理にも活用する。
整備に当たっては、上流側から「御油上流」「御油下流」「東大塚」「西大塚」「蒲郡」の５工区に分割する方針。
御油上流工区は延長１６００㍍。このうちトンネル区間が延長１３１５㍍、サイホン区間が延長２８５㍍。口径は１１００㍉。御油下流工区は、延長１１２３㍍がすべてトンネル。口径は１１００㍉。
東大塚工区は延長２２６９㍍で、トンネルが延長１３９９㍍、サイホンが延長８７０㍍。口径は１１００㍉。西大塚工区は延長３１７４㍍で、トンネルが延長２４００㍍、サイホンが延長７７４㍍。口径は１０００㍉。
蒲郡工区は延長２９０１㍍で、トンネルが延長１５９２㍍、サイホンが延長１３０９㍍。口径は１０００㍉。
水資源機構では、15年度で事業期間が終了する現行の豊川用水二期事業を、30年度まで延長するため、事業認可の手続きを進めている。西部幹線水路における併設水路の新設は、この事業延長の一環で実施する。
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対象区間は、駒場池（豊川市平尾町）から下流側のうち、併設水路が未整備の総延長約11・１㌔。このうちトンネルが約７・８㌔、サイホンが約３・２㌔となる。
基本設計では、詳細な敷設ルートや管種、工法などを検討し、施工計画を立案するほか、概算工事費を算出する。基本設計図面は、水路が完成した後の維持管理にも活用する。
整備に当たっては、上流側から「御油上流」「御油下流」「東大塚」「西大塚」「蒲郡」の５工区に分割する方針。
御油上流工区は延長１６００㍍。このうちトンネル区間が延長１３１５㍍、サイホン区間が延長２８５㍍。口径は１１００㍉。御油下流工区は、延長１１２３㍍がすべてトンネル。口径は１１００㍉。
東大塚工区は延長２２６９㍍で、トンネルが延長１３９９㍍、サイホンが延長８７０㍍。口径は１１００㍉。西大塚工区は延長３１７４㍍で、トンネルが延長２４００㍍、サイホンが延長７７４㍍。口径は１０００㍉。
蒲郡工区は延長２９０１㍍で、トンネルが延長１５９２㍍、サイホンが延長１３０９㍍。口径は１０００㍉。
水資源機構では、15年度で事業期間が終了する現行の豊川用水二期事業を、30年度まで延長するため、事業認可の手続きを進めている。西部幹線水路における併設水路の新設は、この事業延長の一環で実施する。
